燦々と晴々(歴史と旅と本)

古い歴史と文化、今とのつながりを考えたい

【神社参拝vol.1】松尾大社

久しぶりに京都に行きました!

選んだ行先は、市内の喧噪から少し離れた嵐山、その最も大きな神社にお参りました。

 

嵐山の隣駅にある古社、松尾大社。神社HPによると、神社創設以前から住民が、磐座(いわくら)を祀り生活の守護神として尊崇したのが始まり、とされています。また、秦氏とも所縁があるそうです。

 

松尾大社HP

https://www.matsunoo.or.jp/

 

嵐山という一大観光地の近くでありながら少し距離があるためか、道路からひとつ奥に入ると、人気のない広い駐車場が迎えていくれました。そこでは、氏子さんやボランティアらしき方々が掛け声をかけあって朝の準備をしていました。

 

・お酒の資料館

まずは、門前に「お酒の資料館」なる土産屋さんがあり、樽や水車があるレトロな雰囲気に休憩所もあり、早速のんびりしてしまいそうに。

 

・唯一の「松尾造り」

山を背景に少し高台にある本殿は、横にもながくどっしりと存在感がありました。「松尾造り」という珍しい建築方式。裏山を登った先に、古来より祀られている磐座があるそうです。また、撫で亀、松の木、おみくじ処など賑やかで、様々なご利益がありました。

 

・モダンな庭と華やかな

重森三玲の庭(有料)は、人気がないため静かで、雄々しい岩が迫力あります。それに対照的な艶やかな朱色の社風な建物は、結婚式場にもなりハレのパワーを感じられる場所でした。

また、宝物館には重要文化財の「神像」があるようですが、見損ねてしまいました…

 

・個人的な印象

観光地というより、古来から地元に愛されている神社で、心が温かくなるような場所でした。人生の岐路に寄り添うようなコーナーとエンタメ感ある仕掛けがあり、楽しい雰囲気もありました。

帰ってから(書きながら)改めて歴史や磐座のことなどを知ったので、また次ちゃんと生きたいと思います。